赤ちゃんの便秘〜薬を使わずに解決する新常識とは?

もうこれ以上、便秘で苦しませたくない! 
そう願うママ達へ

赤ちゃんの便秘を解消する秘密兵器とは?

秘密兵器が、赤ちゃんに絶対安全と言いきれるわけは?

選び方で見落とせないポイントは?

☆ライター:先輩ママの清美です^^ 現在8歳と6歳の二児のママやっております。娘が乳児の時に経験したことを、ベビーの便秘で悩むママさんにシェアしておきます!

赤ちゃんの便秘。あまりに可哀想でママもノイローゼ気味に…

 赤ちゃんの便秘ほど、見てて可哀想なものはないですよね。

 ウチの娘の場合は、母乳よりミルクが多かったせいか、4〜5カ月の頃は、よくお腹が張って苦しんでました。初心者ママの私は、アタフタしながら、「お願い出て〜」って祈りながら、のの字マッサージばっかりやってました。

 のの字マッサージは効くということだったけれど、コツがわからずに出るのに手間取って、今思えば、娘は可哀想だったし、私自身、ちょっとパニくり気味でいっぱいいっぱいでした。

 こんな感じで4〜5カ月から便秘気味だったので、離乳食を食べはじめたら、やっぱりウンチで苦労することに。

 離乳期は誰でも、水分不足になるとは言われてますよね。ですので、水分多めにあげたりして、もちろんよく言われるようにヨーグルトやプルーンジュースや果汁をあげたり、(わたしの)母に聞いたり雑誌なんかで勉強したことは、すべてやっていました。

 それでも、ウンチは毎日は出ず、長い時は6日も出なくて、その時は綿棒浣腸でなんとか出してあげたりしました。綿棒浣腸も私にはなかなかコツがつかめずに、娘にはとっても苦労かけたし、私自身も、正直、苦労しました。

 娘の便秘体質はなかなか改善されず、近所のママ友には、便秘にもいいから「ベビマ(ベビーマッサージ)のサークルに行こうよ」ってしつこく誘われたけど、正直、育児疲れでそういう気分でもなく、「でも、娘の便秘がなんともならないし…」と、今思えば、悩まなくてすむことで、深く悩んでました。

 当時の娘は、なにしろウンチが硬くて、顔真っ赤にして苦しそうに泣き叫び……。ほんとうにどうしてもやれずに、私自身が自分を責めてしまい、精神的にもマイっていたのです。

 

ダンナが発見した、便秘解消の安全な秘密兵器とは?

 そんな時、私たち母娘を助けてくれたのは、夫が見つけて来た「秘密兵器」でした。

 夫が、見るに見かねて、便秘対策の秘密兵器とも言うべきものを、見つけてくれたのです。育児ノイローゼ気味でヘタっているわたしに替わり、ダンナが忙しい仕事の合間にインターネットでいろいろ調べてくれ、「安全で間違いないから、これ使おうよ」って。

赤ちゃんの便秘解消の秘密兵器とは?

 その秘密兵器を使い始めてから、二日で効果が出はじめて、それ以来、娘も便秘せず、二人目の息子のほうも便秘に悩まされることなく、私自身も息子の妊娠中も便秘フリーで、今日に至っています。

 だけど、この秘密兵器、これだけ効果が実証されてるのに、保健指導とか小児科とかでは、積極的に推薦されているわけでもないので、まだまだ、この便秘解決方法を知らない人が多いと思い、このブログでシェアすることにしました。

 ベビーを便秘で苦しくさせないのはカンタンなんだって、先輩ママとして、どうしても伝えるべきと思ったんです。

 さて、赤ちゃんの便秘対策の秘密兵器とは、「オリゴ糖」です。

 使ったことないママさんでも、オリゴ糖商品がドラッグストアとかでもたくさん販売されているのは知ってると思います。

 オリゴ糖は、赤ちゃんからお年寄りまで安心して使える健康食品で、便秘解消だけではなく、血糖値改善や美肌効果やダイエットで使う人もいます。

 でも、オリゴ糖とひとまとめに言っても、いろんな商品があります。市販のものが、全部どれでも赤ちゃんに安全か?……というと、実はそうでもないんです。

オリゴ糖は赤ちゃんの命を守る鍵だった!

 赤ちゃんの便秘に最適なオリゴ糖商品の選び方を説明する前に、まず、「オリゴ糖とは何か?」って基礎知識を、しっかり知っておいてほしいと思います。

オリゴ糖は何からできてるの?

 オリゴ糖は、腸内のビフィズス菌など善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えて、免疫力を高めるために、不可欠の養分です。

 オリゴ糖は、ごぼう、玉ねぎ、ニンニク、アスパラガス、キャベツ、じゃがいもなどの野菜をはじめ、バナナ、納豆、はちみつ、きな粉……などなど多くの食品に含まれています。

 オリゴ糖製品を作るばあいは、サトウキビやサトウダイコン(ビート)、大豆、トウモロコシなどの植物や乳製品から抽出する天然物質を精製して、それらが「オリゴ糖食品」として加工されて販売されています。

オリゴ糖がいちばんはじめに発見されたのは?

 植物や乳製品から作られるイメージが高いオリゴ糖なのですが、実は、オリゴ糖が最も豊富に含まれているのは、母乳なのです

 母乳のなかには、ヒトミルクオリゴ糖に分類される130種類ものオリゴ糖が含まれています。

 そもそも、オリゴ糖が発見されたのは母乳がいちばんはじめです。というか、母乳に含まれる特別な糖類のことを「オリゴ糖」と命名して、同様の糖類が野菜などにも含まれることがわかったのです。

 つまり、「オリゴ糖」とは、もともと母乳に含まれる成分で、母乳以外に野菜や果物にも同様の成分がありますよ、ってことなんですね。

オリゴ糖が命を守る仕組み

 母乳のなかのオリゴ糖は、もちろん、赤ちゃんに与えるためなのですが、これらのヒトミルクオリゴ糖は、直接、赤ちゃんの栄養になるわけではありません。オリゴ糖は、赤ちゃんの腸の中にとどまって、善玉菌であるビフィズス菌を増やす役割を果たすのです。

 赤ちゃんはまだ免疫力が弱いため、腸内の善玉菌が弱ると、たいへん危険です。ですので、母乳からオリゴ糖を赤ちゃんの腸に届けて、赤ちゃんの腸内の善玉菌を増やし、免疫力を高めるのです。オリゴ糖は、とても重要な役割をしているんですね。

 もし、母乳にオリゴ糖が含まれていなかったら、新生児の生存率は、ものすごく下がってしまうと言われています。

 生まれたての赤ちゃんは、オリゴ糖と腸内の善玉菌で、命が守られているといってもいいわけですね。

水分をあげても便秘になるのは、間違いなくオリゴ糖不足

 赤ちゃんの便秘の原因は、大きくわけるとふたつあります。
ひとつは、

水分不足

もうひとつは

腸内の善玉菌の乱れ

です。

 とくに離乳食初期には、これまでミルクが主食だったのが、水分が少ないものを食べ始めるようになるわけですから、必ずと言ってよいほど、便秘になるものです。

 そこで水分を多めに与えたり果汁をやることで、離乳食を食べながら、離乳食のウンチにも慣れていくのが通常です。

 しかし、わたしの娘のばあいのように、水分をあげても便秘が治らない場合があります。

 これは、腸内の善玉菌(ビフィズス菌)の乱れが原因です。

 ビフィズス菌はそのままヨーグルトなどを食べても、胃液などで死んでしまうため腸まで届きません。そのため、もともと腸内にいるビフィズス菌を元気にして増やしていく必要があります。ビフィズス菌を元気にして増やすためには、オリゴ糖を与えるのがいちばん、というわけです。

 いちばん良いのは、オリゴ糖が豊富な母乳を与えれば良いのですが、もともとおっぱいが出にくい場合もありますし、離乳食がはじまり卒乳を考えていかなければならない時期でもあります。つまり、とくに離乳期は、どうしてもオリゴ糖が不足しがちな時期といえるわけです。

 なので、その場合に積極的に、オリゴ糖食品でオリゴ糖を与えて、腸内の善玉菌を強くしてあげることは、必要不可欠なこととも言えるのです。

 本来、母乳に含まれていて、新生児の命を守っているオリゴ糖が、乳児の便秘解消に役立つのは、ごくごく自然なことなんですね。

赤ちゃんに使ってOKのオリゴ糖をCheck!

市販のオリゴ糖の選び方とその効果は?

 もともと母乳に含まれるオリゴ糖を、赤ちゃんの便秘対策に使うことは、ごくごく自然なことです。

 ただし、注意したいのは、市販されているオリゴ糖商品のなかには、赤ちゃんには適さないものも多い、ということです。

 オリゴ糖商品の中には、消化性デキストリン(水溶性植物繊維)、酸味料、甘味料(L-フェニルアラニン化合物)などの添加物が含まれているものも少なくありません。

 また、トクホ(特定保険食品)だけれども、オリゴ糖よりもショ糖(砂糖)の割合が高い商品などもあるので、成分をよくみる注意が必要です。

 赤ちゃんにあげるには、無添加はもちろん、ショ糖などの成分も大量には必要ありません。

 添加物が無く、ほぼ100%のオリゴ糖という条件で選べば、以下のふたつの製品になります。現在のところこれ以外のものは、含まれるオリゴ糖の種類が割合が少なかったり、添加物があったりなので、赤ちゃん用には不向きなので、注意が必要です。


カイテキオリゴ

はぐくみオリゴ

 我が家で使っているのはカイテキオリゴの方です。カイテキオリゴは、北海道産原料のほぼ100%の高純度オリゴ糖で、乳児にも安心して使えるとネットの口コミで広がった人気商品です。なにしろ、その安全性と効果はウチの子でも実証済みです。

 はじめて娘に使った時は、3日出なかったのが、カイテキオリゴをあげはじめてから2日目に出て、1週間後には泣かずにすんなり出るようになり、ウンチも真っ黒から黄色く柔らか目のウンチに。こんなにすぐ効果が出るとは思っていませんでしたね。

 二人目の息子の時もおっぱいが少なかったので、ミルクに少しずつまぜてつかったら、離乳食前の時期でもお腹が張ることはなかったです。こんなに効果てきめんなら、娘の時、もっと早くオリゴ糖の効果に気づいて使ってあげれば良かったって、思いました。

オリゴ糖選びの、見落とせない、もうひつのポイントは?

 「カイテキオリゴ」と「はぐくみオリゴ」は、どちらもほぼ100%オリゴ糖で、どちらの製品にも、複数の成分のオリゴ糖が含まれています。

 オリゴ糖商品選びで大事なのは、1種類のオリゴ糖成分だけではなく複数のオリゴ糖成分が入っているものを選ぶことです。なぜなら、複数のオリゴ糖が腸内いろいろな種類の善玉菌のエサとなり、善玉菌の良いバランスを保つからです。

 一種類のオリゴ糖では、限られた善玉菌だけしか活性化せず、整腸効果や免疫力アップ効果は狙えません。もともと母乳に含まれるオリゴ糖も100種類以上ってことからも、オリゴ糖の種類が多い方が良いことがわかると思います。


【まとめ】赤ちゃん向けオリゴ糖を選ぶ基準

添加物がないもの

ショ糖などがオリゴ糖の量を上回っていないもの

ほぼ100%のもの

複数のオリゴ糖成分が入っているもの

固まらず長期保存できるもの

我が家ではずっとカイテキオリゴの方を使っています。はぐくみオリゴは一度だけ試したことがあって、効果としては申し分なかったですが、甘さとコスパの点で、カイテキオリゴの方に落ち着いています。

 カイテキオリゴに含まれるオリゴ糖の種類は、
・ラフィノース(ビートオリゴ糖)
・ミルクオリゴ糖
・セロオリゴ糖
・乳糖(ラクトース)
 の4種類。原料のビート(さとうだいこん)や牛乳は、すべて北海道産だから安心です。成分のうち、乳糖(ラクトース)は母乳にも含まれているオリゴ糖ですので、赤ちゃんにも相性が良いオリゴ糖製品だと思ってます。

 純度100%のもうひとうのオリゴ糖製品(はぐくみオリゴ)に比べて、カイテキオリゴの良いところは、甘みがほとんどないので、離乳食や、ふだんの大人の食事にもさっと混ぜて使えるところです。グラムあたりのコスパも、カイテキオリゴの方が安いですね。

 ちなみに離乳期の赤ちゃんには1日1gが適量なんでですが、赤ちゃんの適量が測れるスプーンがついているのも便利でした。また、サラサラ感のあるオリゴ糖で、長期保存で固まることもなく、ヨーグルトに混ぜる時ダマにならないのも気に入っているポイントです。

 カイテキオリゴはネット販売限定商品なので、ドラッグストアなどでは入手できません。ネット上では楽天やamazonでも取扱いがありますが、公式サイトが最もお得に買えるようになっているみたいですね。

 はじめて赤ちゃんに使うのに、どうしても不安がある方は、公式サイトから電話でも問い合わせできます。販売会社(メーカー)は一部上場の企業で、対応もしっかりとしていますので、効果・安全性・購入方法など疑問点は何でも問い合わせてみてください。

カイテキオリゴ公式サイトへ

 以上、娘の離乳期の便秘を救って以来、我が家で定番となっている、便秘対策の秘密兵器について、お伝えしました。

 100%オリゴ糖製品のうち、どちらを選ぶかは好みの問題もありますが、くれぐれも添加物やオリゴ糖比率の低い製品を赤ちゃんにあげないように、そこだけは注意してくださいね。


 とにかく、水分をあげても赤ちゃんの便秘が治らない時は、悩まないでください。 ほんらい母乳に含まれているオリゴ糖で、赤ちゃんの腸の善玉菌を整えれば、自然にお通じが良くなります。

 もし、赤ちゃんの便秘で困っているママ友がいたら、ママ友にもオリゴ糖の効果のことを教えてあげてくださいね!

 

 カイテキオリゴは、放射能レベル検査も定期的に行われているようですね。メーカーの証明書はこちら公式サイトから確認できます。

赤ちゃんの便秘〜薬を使わずに解決する新常識とは?

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